ニキビの種類
ニキビといっても、いろんな種類のニキビがあります!
皮脂が毛穴に詰まってしまうとニキビができやすくなる・・・というのはみんさんよく知っていますよね。
この皮脂が毛穴に詰まり毛穴が開いていると、中にたまった皮脂やくっついた汚れが黒く見えます。この状態が「黒ニキビ(コメド)」と呼ばれます。
毛穴が閉じていて、皮膚の一部が盛り上がり白く見える状態のニキビは「白ニキビ」と呼ばれます。

黒ニキビや白ニキビがそのまま悪化せず治ってしまえばよいのですが、そのまま放っておくと大抵は「赤ニキビ」へと進行してしまいます。
みなさんが思い浮かべるニキビはこの「赤ニキビ」です。

赤ニキビは、黒ニキビ・白ニキビが皮膚の常在菌である、誰の皮膚にでも存在している「アクネ菌」によって、炎症を起こした状態です。
赤ニキビを放置しておくと皮膚が凸凹になったりしてしまいます。

ニキビをよくつぶすという方も多くいらっしゃいますが、肌を傷つけバイキンが入って炎症がひどくなったり、ニキビ跡も残しやすくなるので、やめましょうね!
 
 
ニキビを悪化させる原因のアクネ菌って、どんな菌なのでしょう?

アクネ菌は特別な人にしかいなくて、ニキビのできる人だけにいてるというわけではありません。誰の肌にも存在する常在菌で、ブドウ球菌と
ならび肌に一番多く存在する菌です。

皮膚のどこでも均一にいてるというわけではなく、特に皮脂が多い部分である顔や背中、胸などに多く存在します。
なのでニキビは顔・背中・胸などにできやすいのです。

ではなぜアクネ菌がニキビの原因となるのでしょうか?
アクネ菌は、脂肪を好んで空気を嫌う性質があるので、毛穴に皮脂が詰まってしまった状態はアクネ菌にとっては最高の居心地です。
居心地がいいのでアクネ菌は活発に活動します。そうするとアクネ菌が作った酸素によって、毛穴に詰まっている皮脂や垢汚れは酸化してしまいます。酸化してしまうことで肌は炎症を起こして、膿を持つようになってしまいます。
毛穴の目詰まりを取りましょう!!
思春期のニキビと大人のニキビでは、原因も全然違ってきます。大人のニキビは、ストレス、冷え、生活面などさまざまな要因が絡み合うため、なかなか改善されにくく、ニキビ跡も残りやすくなります。適切なスキンケアも大切ですが、規則正しい生活、正しい食生活などがキレイな肌への近道です!
 
 アクネ菌ってどんな菌??
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